ルノルマンカードとは
フランス革命〜ナポレオンの時代に活躍した女性占い師であるマドモアゼル・ルノルマンの名前を冠したオラクルカード。
まだ占いが禁じられていた当時、魔女狩りを恐れ、ルノルマンはトランプやコーヒーなどを使って占いを行っていた。その名残で、ルノルマンカードには「トランプ」が描かれている。
カードに描かれた「絵柄」「トランプのスート(♠️❤️♣️♦️)」「数秘」を組み合わせてリーディングします。
ルノルマンカードの最大の特徴は、
『理想の未来を先取り』
『設定変更』が出来ること♡
現状(カードの結果)が悪くても、
ルノルマンで「未来を先取り」、アドバイス通りに行動していくことで、
自分の未来を創っていけるカードなんです。
タロットカードのように、直感的に様々な事がリーディング出来るカードでありながら、
日本ではまだタロットカードほど認知度が高くありませんが…
実は、欧米を中心とした海外セレブの間では、「頭の中がまるわかり」「予言がすごい」と人気のカードなんですよ。
概要
フランス革命〜ナポレオンの時代に活躍した、女性占い師「マドモアゼル・ルノルマン(1772-1843年)」の名前に由来するオラクルカード。占うことで「幸せになれる」として、日本でも注目されている。
タロットカードのように「正位置」「逆位置」と言ったルールがなく、全部で36枚のカードに描かれているモチーフも「家」「指輪」「犬」など可愛らしく、身近なものが多く、シンプルに直感的にイメージしやすく、読み解きやすいのも特徴。
マドモアゼル・ルノルマンについて
ルノルマンは、ナポレオンの皇后であるジョセフィーヌのお抱え占い師だったとも言われている。幼少期からサイキック能力に優れていたと言われるルノルマンは、数々の予言で当時の有力者や貴族からも信頼されていた。
ルノルマンは、ジョセフィーヌという強力なスポンサーを得て、ルクセンブルク宮殿のすぐ近くにサロンも構えていた。当時は、占いが禁じられた時代のため、表向きはゴシップ誌を出す出版社として。
トランプ・コーヒー・卵などを使って、占いを行っていたと言われる。
ルノルマンカードの歴史
実は、ルノルマンカードは、ルノルマン自身が監修したカードではなく、ルノルマンの没後に作られたもので、ドイツの「Game of Hope(希望のゲーム)」というカードが原型と言われる。
このドイツ生まれのゲームは、人生ゲームや双六ゲームのようなカード。現在のルノルマンカードを使って、人生ゲームのように今後の展開を読み解いていく手法もある。通常のルノルマンカードリーディングは、自分自身もしくはクライアント自身の事を占うものであるが、人生ゲームのように占う「ルノルマン人生ゲーム」「ルノルマンすごろく」は、複数人で占いを楽しむこともできる。
ルノルマンカードは、ドイツから始まり、欧米を中心に各国で様々なルノルマンカードが展開されている。日本では、2014年、鏡リュウジさんが最初に日本語での解説付きの本とカードを出版している。
ルノルマンカードの占い方
フランス革命時代に活躍した、歴史上最も有名な女性占い師「マドモアゼル・ルノルマン」の名前に由来するオラクルカード。占うことで「幸せになれる」として、注目されている。
36枚のカードからなり、絵柄・トランプのマーク・数字を組み合わせて読む。
タロットカードと違い、絵柄が現実に存在する物質的なものであるため、絵柄から直感的にイメージして読みやすい。
過去・現在・未来のそれぞれの時期における、自分の氣持ち・周囲の状況・潜在意識・高次元の自分(ハイヤーセルフ)からのメッセージを読み解くことができる。
悩みに対して、「本当の自分はどうしたいのか」「どのように行動すればよいか」をカードからのメッセージを通して知ることができる。スプレッドは、「1枚引き」「3枚引き」「9枚引き」「36枚引き(グランタブロー)」が基本。
●1枚引き
ワンオラクルと言われるリーディング法。他のオラクルカードと同様に、シャッフルした後、任意の1枚のカードをひき、直感的に必要なメッセージを読み解く。
ルノルマンカードは、現実的にあるモチーフしか描かれていないため、初心者でもイメージしやすく、リーディングしやすいのが特徴。
●3枚引き
3枚以上のカードを引くことで、過去・現在・未来のそれぞれの時期における状況などを占うことが出来る。またトランプのスートを読み解くことで、カードから質問や今後の展開におけるエネルギーの強さや、現在抱えているテーマを知ることも可能。
●9枚引き
過去・現在・未来のそれぞれの時期における、自分の氣持ち・周囲の状況・潜在意識・高次元の自分(ハイヤーセルフ)からのメッセージを読み解くことができる。
悩みに対して、「本当の自分はどうしたいのか」「どのように行動すればよいか」をカードからのメッセージを通して知ることができる。
潜在意識レベルの思考の癖やパターンを顕在化していくことで、これから起きうる事をリーディングしたり、カードからのアドバイス通りに行動していくことで、未来を切り開いていくことができる。
*ハイヤーセルフとは*
高次元の自分自身。魂の一部でもある。私たちは輪廻転生を繰り返す過程で肉体は変化するが、魂やハイヤーセルフは、生まれ変わっても変わらない存在である。
パラレルワールド(並行次元)には、過去・現在・未来が同時に存在しており、高次の自分であるハイヤーセルフには、自分の未来も見えている。
ハイヤーセルフからのメッセージやアドバイスを知ることで、理想の未来を得るには、どう考え、どう行動したら良いのかも知ることができる。
●36枚引き(グランタブロー)
ルノルマンカード36枚すべてを使ってリーディングする展開方法は、グランタブローと呼ばれる。
グランタブロー(Grand Tableau)はフランス語で、「大きな絵」「壮大な絵」を表す言葉である。
自分自身を表す「淑女」や「紳士」の周囲のカードが、現在の自分自身の状況を表し、キーとなるカードの周辺カードを読み解いていくことで、恋愛・仕事・お金・健康・結婚など、壮大な1枚の絵を通して、すべてを占うことができるのがルノルマンカードリーディングの醍醐味でもある。
何が占える?
自分の近未来、仕事、恋愛・結婚、人間関係など、様々なことが占えます。
現状、潜在意識や深層心理、高次元(ハイヤーセルフ)からのアドバイスなどを読み解いていきます。
ルノルマンカード36枚すべてを使ったグランタブローというカードの展開方法では、あなたの今の現状をお金・仕事・愛情・健康などすべてを1枚の絵のように表現して、リーディングしていきます。
自分の理想の未来を先取り、設定していくカードなので、自分のパラレルワールドやタイムラインを書き換えていくことも可能です。
特徴
●現状や近未来を占うことが出来る
●理想の未来を先取り、設定変更が出来る
●潜在意識レベルの思考の癖やパターンを知り、書き換えていくことが出来る
●絵柄だけでなく、数字やトランプのスート(マーク)も読み解いていくことで、エネルギーも読み解ける
●タロットと違い、現実的にあるものしか描かれていないため、直感的にリーディングしやすい
●ハイヤーセルフからのメッセージを受け取ることが出来る
「当たる」or「当たらない」という結果よりも、自分の理想の未来を先取り、自分の未来の設定変更をしたり、カードからのメッセージを読み解き、日々の行動の指針とすることで、未来を切り開いていくカードリーディングです。
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